実家暮らしに比べて一人暮らしの方が男女共に結婚率が高い！
厚生労働省実施の「第６回21世紀成年者縦断調査」で、そんな結果が出ています。
事実、婚活の現場でも男女共に異性への印象は「一人暮らし」に軍配が上がります。
一人暮らしが成功しやすい理由を知れば、実家暮らしでも婚活を有利に進めることが可能です！
もくじ
１．一人暮らしのが結婚しやすい理由
1-1. 実家暮らしはリスクの一つ
婚活で、女性の実家暮らしを敬遠する男性は少数派です。
それに対して、男性の実家暮らしにマイナスイメージを持つ女性は多い傾向です。
それは、実家暮らしの男性にリスクを感じるから。
・家事をやったことがない（？）→家事は女の仕事だと思ってる可能性大？
・生活費は親まかせ？→じゅうぶんな生活費を入れてくれるかな？実家暮らしの意識のままだと困る･･･
・結婚したら実家を出るって言ってるけど→親が同居を希望したら断れないんじゃないの？
・親の口出しが多そう･･･
女性は男性に自立していて欲しいもの。
スポーツカーに乗った実家暮らし男性より、普通車に乗った一人暮らし男性が好ましい。
1-2.結婚生活のイメージをしやすい
【一人暮らし】
一人暮らしでは、否応なく生活力がつきます。
衣食住は自分の責任。
稼いだお金の第一の使い道は生活費。
生活費は必要経費で、交際費やぜいたく品の購入は二の次です。
自分が食べるものは自分が決める。
料理するのか、買うか、外食か、決めるのは自分です。
ゴミだって自分で捨てなければ溜まります。
体調管理も自分次第。
結婚も生活の土台があってこそ成り立ちます。
実際に経験があるのと、聞くだけとでは大違い。
イメージできるリアル感が違ってきます。
長い結婚生活を、支え合っていける相手かを見定めるには、イメージできるかがとても大切です。
結婚イコール生活というイメージができる点が、アドバンテージです。
【実家暮らし】
多くの場合、実家暮らしだと家事は家族まかせ、親まかせになりがち。
何を食べるか考えなくても用意されている。
小腹が空けば冷蔵庫を開ければ良い。
何曜日がゴミの日かを知らない人も珍しくはありません。
体調を崩せば、家族に薬を買ってきてもらうこともできるでしょう。
実家暮らしは「自力で生活を回す」イメージをしにくい傾向があります。
一人暮らしを初めてしてみて「こんなに大変だったのか！」と知ることも多いでしょう。
「実家暮らしですが、夕食は毎日家族の分も私が作っています！」
「お風呂掃除・トイレ掃除は毎日僕が欠かさずしています！」
実家暮らしなら、そんなアピールはしたいところ。
本当に異性に響く自分磨きは、スキルアップやお料理教室通いではありません。
1-3.相手への希望が現実的
【一人暮らし】
自分一人の力で生きる。
それが一人暮らしです。
食事の買い出し、デリバリーの注文だって、自分でやるしかないのが一人暮らし。
仕事でヘトヘトでも体調が悪くても、洗濯もゴミ出しも、自分がしなければ溜まります。
トイレットペーパーだって、自分で買わなければなくなります。
自分のことは自分でのことをする大変さを理解しています。
不便なく生活するには、お金がどれくらい必要かも分かります。
自分の稼ぎで生活する大変さを知っているからこそ、一人暮らしの方は相手に求めるものが現実的になる傾向です。
家事の大変さを知っているからこそ、家事を自分事ととらえることもできます。
相手への期待が過剰にならない分、的を外さないという点で有利です。
【実家暮らし】
実家暮らしの多くの方の弱点は、生活を回す大変さを知らないこと。
遊びでも外食でも、何かとゴージャスになってしまいがち。
大人一人が生活するのにかかる光熱費はどれくらいか分からない
肉や野菜の相場も把握していない
なんて方も珍しくありません。
理想の結婚を聞くと、
「結婚したら年に一回は海外旅行に行きたいです！」
と的が外れてしまう方もいます。
「結婚後のことを考ると、お金を貯めたいから実家に住んでいます！」
「マイホームに憧れているので、結婚後も仕事を続けたいです！」
1-4.自分＆パートナーファースト
【一人暮らし】
一人暮らしをしていくうちに、実家での生活スタイルや価値観から離れて新しく自分のスタイルを作っていることが多いもの。
結婚も、自分とパートナーで新しい家庭を築く意識のある方が多い傾向です。
家庭によって価値観も習慣もそれぞれ。
自分＆パートナーファーストで、お付き合いも結婚も価値観のすり合わせがシンプルです。
【実家暮らし】
一緒に暮らす親御さんの何気ない発言で、婚活を難航させる。
婚活ではあるあるです。
お母さんの
「安定してても、そんな会社聞いたことない！」
「仕事を続ける女性がいいんじゃない？孫は私が育ててあげるから！」
身近な人の言葉は刷り込まれやすく、実家で暮らしていると、価値観が親御さんと同化しがち。
親のアドバイスは２種類あります。
一つ目が「息子・娘の幸せを願ってくれてのもの」
もう一つが「息子・娘のためではなく、親自身のためのもの」
実家暮らしであれば、早い段階から親の意見を聞く機会にも恵まれているんです。
息子・娘の幸せを願っての意見は、心強い指標になるでしょう。
息子・娘のためではなく、親自身のためのものは婚活を難航させる原因になります。
1-5.危機意識の違い
2017年の国勢調査データから算出した「５年以内に結婚できる確率」は
30歳男性が31.20%、女性が36.62％
35歳男性が20.88%、女性が22.61％
です。
【一人暮らしあるある】
５年前と変われているか？
そんなことを考え始めると･･･
何も変わってない！
月額家賃×12カ月×５年間で支払った家賃の計算をしてみて、失ったのは若さだけではないことに改めて恐怖心を覚える。
生活スキルは高いし、あとは結婚するだけ！
後は自分次第だ！
「自分の支払ってきたお金」は、確実にモチベーションになります。
【実家暮らしあるある】
５年前ところか･･･子供の頃から環境が変わっていないこともあります。
「友達も独身だから、まだ大丈夫！」
「家賃がもったいないから、一人暮らしは結婚が決まってからでいい！」
「実家暮らしで結婚した人もいるから大丈夫」
子供の頃から環境が変わっていなくても、年齢は上がっていきます。
実家暮らしのおかげでお金が貯まっていることが、油断の原因になることすらあります。
２．まとめ。実家暮らし、意識を変えれば婚活に有利！
婚活は、お金も時間も体力も必要です。
婚活は、本来なら実家暮らしが有利なのです。
デートをするにも洋服を揃えるにも、結婚相談所で活動するなら登録料に月会費など、婚活にはお金が掛かります。
疲れて帰って自分で全ての家事をこなさなくても良い、そんなことだけでも実家暮らしは体力的にも時間的にも余裕があります。
一人暮らしより実家暮らしの方がずっと婚活はしやすいでしょう。
必要なのは実家暮らし特有のリスクを意識して、本気で婚活を始めることです。
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